クラコフスキェ・プシェドミェシチェ通り

私はポーランド大統領官邸の前からクラコフスキェ・プシェドミェシチェ通りを歩いてみた。

すると、この通りがワルシャワの文化に沿った通りであることを見て取ることが出来た。

ショパンの住まいもこの付近であったな、と私は思いながら、石畳を一歩一歩、歩く。

この通りに立つと、その当時のショパンが行き来する姿が不思議と目に浮かんで来るのはな

ぜか、それは、たった今、私がショパンを演奏したからなのか、

ショパンの息遣いが自分の演奏に重なるようで、歩きながらも私はショパンを演奏している

かのような感覚にとらわれた。